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寺の子通信 2004年夏発行号

生全寺訪問日記 動物病院
昼休みも終わり、学生達も休憩から戻ってきたのでかかさんと私は動物病院まで行く。学生達のお陰で、かかさんは自分の居ない間も皆の事を任せられるのが何より安心するらしい。やはりそういうのは表情や雰囲気で判る。
それを感じながらも、私の心配は知らない道を片道五十分運転という事と大勢の寺の子を乗せている責任の重さにあった。
学生達があんなに頑張ってくれているんだからこっちもしっかりしなくちゃと思いつつも、心配なのは仕方ない。もともと心配性は私の悪い癖で、何を始める時も一通りあれやこれやと考えて心配したりする。今回もその悪い癖がムクムクと頭をもたげてきているだけなのは良く判る。走り出しちゃえば平気なんだけどなんでだろう。
そんな余計な事を考えながらもくまさん太郎&茶々ちゃんのワンコ二匹は乗車前のトイレを済ませ、二ャンコ達もそれぞれキャリーに入って頂き、計三十分強の前準備が済んで無事発車。
今日のメンバーは、キャリーバッグを総動員して乗せた十二~三匹の二ャンコ達+くまさん太郎&茶々ちゃんのワンコ二匹+人間二人。くまさん太郎は診察してもらう予定だけど、茶々ちゃんは一緒に付いて来るだけのお気楽な道行き。どうやら茶々ちゃんは車でお出かけの時は、必ずかかさんの膝に乗って一緒に同行するマスコットガールらしい。今日もドキドキな表情の他の子達を尻目に、くまさん太郎なんて隙あらば逃げ出したい顔をしているのに、一人鼻歌でも歌いだしそうな上機嫌で乗っているつられてこっちまで笑顔になってしまう様な可愛らしさである。
そのまま機嫌よく颯爽と出発・・・と行きたかったが、先程心配していた責任の重さより何より車が重たい。非力な軽自動車でこの乗車率は結構厳しいのだろう。学生達の「行ってらっしゃ~い」という明るい声を後に、ヨイショッという感じの何とも格好悪い出発になってしまった。
ちなみに動物病院までの道は拍子抜けする程簡単で、かつ空いていて走りやすかった。そして動物病院も明るく清潔で、先生も丁寧に病状の説明をして下さる真面目な方でした。
さて、動物病院から帰宅するともう夕方近くなっていた。 往復と診察時間合わせるとどうしても三時間強は掛かってしまう。寒くなる前にワンコ達を家の中に入れたり、未だ済ませていない子の散歩を学生達と一緒に始めていたら、ケージ掃除をしてくれていた子が汚れた新聞紙をパンパンに詰めたゴミ袋を抱えて家の中から出て来た。 ふとゴミ置き場を見るとそんなゴミ袋が山積みになっている。ワンコ達のケージや廊下に敷いてある新聞紙を取り替えるだけで軽く十五~二十袋、御堂で療養中の子達のケージ分が十袋、二ャンコのトイレを全部掃除すると更に十~十五袋は加算される。
更にワンコ達のウンチを拾っても、食事の缶詰めを開けてもゴミはドンドン出るので、ゴミ袋はいくらあっても足りない位である。
手伝いの人数が少ないと、こうして出たゴミを処理場に運ぶ時間が無く、結局そのままにして帰宅する事になり、非常に後ろ髪引かれる思いをする事になる。しかし今回は人数が居るから処理場まで全て運ぶ事が出来る。
これだけ溜まると、明日以降に処理場に行くとして今日までに溜まった分とその後、お寺の軽自動車で何回位往復すれば全部処分出来るかなぁ?という感じではあるけれど。
本当に人手があるのは有り難いです。
ありがとう
しかし現地に来てみると、人手と同じ位有り難いのは新聞紙やフードを始めとする支援物資や支援金を送付して下さる皆様だという事もしみじみ実感する。
例えばよもぎ、まろあ、てぷりん太郎、ばば太郎等、もしも寺の子のワンコで誰か思い浮かぶ子がいたら想像して欲しい。
その子達のケージに敷いてある新聞紙にウンチやオシッコが付いている。誰だって夜は綺麗な新聞紙の上で眠りたいだろうと思うから、夕方中に入れてあげる前に汚れた新聞紙を取り替えてあげたい。でも、新聞紙自体がなければ現地ではどうする事も出来ない。
どうしようか・・・汚れた部分だけちぎって何とかしようかと途方に暮れている時に、丁度届いた荷物の中に新聞紙が入っているのを見つける。その時はまさに歓声をあげたくなるほど嬉しい。
例えばべっぴんさん、珊瑚ちゃん、のうちゃん、七夕君、さくら、もしょもしょくりん等、同じく寺の子のニャンコで思い浮かぶ子が居たら具体的に想像して頂けると判りやすいと思う。彼等が居る部屋のトイレ砂が汚れて居た時、替えの裂いた新聞紙があればすぐに綺麗なものに取り替えてあげられる。新しい新聞紙に取り替えて貰えると、「待ってました!」とばかりに綺麗なトイレを使おうとする。その様子を見た時、しみじみとそれを送って下さった方々に「ありがとう」と感じる。
今日皆に食べさせるご飯が足りないという時、もしかしたら物資の箱の中にあるかもしれないと探したら缶詰やカリカリが入っていた時の嬉しさは、私も現地にお手伝いに来て始めて判った。
また寺の子に異常が見られた時、すぐに動物病院に連れて行けるのも皆様から送って頂ける支援金があるからだと思う。
必要な子に定期的に痛み止めを打たせてあげられるのも、普通の食事が出来なくなって来た子にクリニケアを飲ませてあげられるのも、寒い時にヒーターを付けてあげられるのも、暖かい毛布の上で眠らせてあげられるのも、全ては支援者の皆様が自分の欲しい物を我慢したり、家計をやりくりして送って下さる支援金や物資のお陰という事を深く実感せざるを得ない。
かかさんがよく口にする「ありがとう」という言葉を、私もこの場を借りて言いたくなりました。

-----------ありがとう-----------

chobiko_chobibaba04.jpg
ちょび子(左)・ちょびばば(右)
育ての母に遊んでもらうちょび子。ちょびばばは面倒見の良いおばあちゃんです。

guri2004s.jpg konko2004s.jpg
ぐり(左)・こんこちゃん(右)
ぐりちゃんのカラーはこんこちゃんの物よりずっと新品なはずなんですが、元気に暴れ過ぎてちょっとボロボロ。 こんこちゃんは不思議とカラーが似合います。

chacha2004s.jpg himuko2004s.jpg
茶々(左)・ひむ子(右)
お寺のマスコットガール達。
茶々ちゃんは甘えん坊で、かかさんが車で外出する時は必ず一緒です。後ろに居るのは美人なのが自慢の姫ごん。外遊びに飽きて家の中に入りたがっている所。
ひむ子ちゃんは小柄で賢くてちょっとおしゃまさん。

babatarou_2004s.jpg kumasantarou_2004s.jpg
ばば太郎(左)・くまさん太郎(右)
パワフルなばば太郎とインテリのくまさん太郎。性格や印象は随分違う様に感じるのですが、流石兄弟とあって、こうして比べてみるとやっぱり似ています。
bokko2004s.jpg ginnanko_2004s.jpg
ぼっこちゃん(左)・ぎんなんこ(右)
新入りのぼっこちゃん。警戒心が強くて、今回は心を開いてはもらえませんでした(涙)
ぎんなんこはこの写真だと少し黄昏れて見えますが、実は人に甘えたくておおはしゃぎする子です。

bokko_muuko2004s.jpg
むー子(左)・ぼっこちゃん(右)
警戒心の強いぼっこちゃんも子供同士気が合うらしく、しょっ中むー子ちゃんと戯れていました。ちなみにぼっこちゃんはダーナーさん募集中です。宜しくお願いします。
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